2024年5月10日。愛知県名古屋市に初めてワイナリーが誕生しました。2022年には名古屋市内の農地でワイン用の葡萄の木を植樹し育生し始めて準備を進めていました。
葡萄畑のそばに隣接した郊外型のワイナリーではなく、まちの中にあるワイナリーを〝アーバンワイナリー〟と呼びます。まちに住む人たちが参加しやすく訪れやすいことも特徴です。
WINARはまちの中に建つ、ただの醸造施設ではありません。私たちがこれまで行ってきた営み「耕す」「育てる」「食す」を、まちと社会の景色を取り入れて見つめ直し、新しいコミュニティを作っていく活動の場でもあります。
キーワードは『POST CULTIVATE(ポスト・カルティベイト)』
新しい耕し、新しい啓蒙、新しい育て。
仲間とともにイノベーティブな文化を
つくることがWINARの目的です。
WINARはWinery Nagoya Residentsの
頭文字から作られた造語です。
この言葉には2つの意味があります。
〝ワイナリー、それは名古屋市民のための〟
〝ワイナリーナゴヤに参加する市民〟
WINARはみんなで会話するワイナリーです。
未来は人がつくる。
人がまちをつくる。
私たちがつくっている
ワインがまちを、
文化をつくります。